姫路の認定こども園のニュースで雑感
兵庫県姫路市の認定こども園についてニュースが流れていますね。
スプーン一杯のおかず、暖房をつけない、保育士に対する罰金やらボランティア勤務、定員を越えての園児の受け入れなど、どこの時代のタコ部屋の話かと耳を疑うような話ばかりです。
私も保育園に子どもを預ける身ですから、他人事ではありません。
このニュースを聞いて、保育園に頼ってフルタイムで働くことに少し違和感というか、
考え直す必要があるのかもしれないと思うようになりました。
もちろん大抵の保育園はこんな悪質なところではないと思いますし、いま息子を通わせている保育園は先生方にすごくお世話になっていて感謝しかありません。
でも、私は現在、フルタイムで働いて保育園に行くのはお迎えと参観のときだけ。
お迎えにいたっては滞在時間5分弱という短さ。
何か問題があったとしても、よっぽどでない限り気づかないと思います。
信頼して任せていると言えばそうなのですが、ある程度、積極的に関わりにいって見ているよ!というアピールが出来ていないのが少し不安。
見られているという意識は大事だと思うのです。
今の園は、小規模保育なので保護者会のようなものもありません。
平日に保育園の行事もありません。
それがすごくありがたいなーと思っていたのですが、有休が減ろうが欠勤になろうが、職場で嫌味を言われようがそういったものがあったほうが目を光らせられるからいいのかなと思いました。
昔はPTAなんてなんの意味があるのかと思っていましたが、親が学校に介入することで一部のおかしな先生を牽制したり、学校を語弊がありますが監視できるという点が意味があるのかなと昨今のニュースを聞いて思います。
3歳児神話というものがありますよね。
子どもが3歳までは母親の手元でというアレです。
心理学とか発達保健学とかそういった学問の観点からは、近年は否定されているそうですが、子どもがある程度、自分の状況について会話できるようになるまでは自分の手元で育てるのが安心!という意味では正しいのかも・・・。
3歳まで手元に育てるためには退職して再就職をしなければいけないですが、現実にはブランクのある子持ち女性を雇ってくれる職場はなかなかないですし、そのためにはある程度のキャリアや専門的な資格がないと難しいですよね。
夫の収入だけで暮らせるとは言え、このご時世だから、自分も職を持っておきたい。
子どもには十分な教育と環境を与えたい。
子どもになるべく手をかけたい。
贅沢なんでしょうかね。。。
悩ましいです。